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基本情報の超定番!「スプーリングはスループットを向上させる。」 を覚えよう!【備忘録-基本情報技術者試験対策 #5】

※ 本記事では、基本情報技術者試験の対策として私が勉強したことを備忘録的にまとめておきたいと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。


はじめに

本記事では、基本情報技術者試験でよく問われる、スループットとスプーリングについてまとめます。

ただしタイトルにもある通り、基本的には「スプーリングはスループットを向上させる。」のワンフレーズだけ覚えておけば問題ありません。



ちなみに私はこの参考書を使って勉強してました。

漫画形式で読みやすく、分かりやすい内容になっているため、無理なく学習を進められると思います。
過去問を解きまくり、不明点があれば参考書で知識を補う、このサイクルで試験対策するのが私のオススメです!

スループットとスプーリングって何??

スループット

スループットとは、システムの性能を表す指標のひとつであり、単位時間当たりに処理される仕事の量で表されます。

しかし、「仕事の量」と言っても、少しあいまいでイメージしにくいですよね。

例えば、「何か物を作る」システムだった場合、1秒間で作れる物の個数がスループットになります。

その他にも、データ処理のシステムなら、1秒間に何件の処理をこなせるかなど、 とにかく「1秒間でどんだけお仕事できるの」がスループットになります。

スプーリング

スプーリングとは、処理速度に差がある装置同士でやり取りさせ、処理を行うシステムがある際、 補助記憶装置を間に挟むことで、処理速度の速い装置の待ち時間を短くする仕組みのことです。

例えば、処理速度の速いCPU(A)が、処理速度の遅い装置(B)に処理を送る場合を考えてください。

AはどんどんBに処理命令を送りますが、Bは処理が遅いので、 AはBの処理が終わるまで待機していないといけません。


これだとせっかく処理速度の速いAがほとんど待機していてもったいないですよね。

そこで、間に補助記憶装置(C)を挟みます。

AはCにどんどん処理を送ります。そして、Bは自分のペースでCから処理を受け取ります。

このようにすることで、AもBも自分のペースで処理を進められるため、 無駄な待機時間が無くなり、処理速度が向上します。

処理速度が向上する、すなわち単位時間当たりに実行できる仕事量が増える。これこそが「スプーリングはスループットを向上させる。」です。

これだけは覚えよう!

最後にまとめです。結局、これだけは覚えておけば大丈夫だと思います。

Point

  • スループット:単位時間当たりに実行できる仕事量(仕事量/秒)
  • スプーリング: 処理速度の違う装置間に補助記憶装置を挟み、処理速度を向上させる手法

「スプーリングはスループットを向上させる。」

しっかり対策をして、試験合格目指しましょう!

以前まとめた記事も読んでもらえると嬉しいです!

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