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CGにおける様々な画像処理系技術まとめ【備忘録-基本情報技術者試験対策 #2】

※ 本記事では、基本情報技術者試験の対策として私が勉強したことを備忘録的にまとめておきたいと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。


はじめに

本記事では、基本情報技術者試験でよく問われるCG系技術・画像処理系技術についてまとめたいと思います。

CGと画像処理、厳密には別の意味合いがあるのかもしれませんが、本記事では特に気にしていません。

分類はあまり気にせず、各技術の概要とその簡単な覚え方(あくまでも私独自の覚え方です・・・)を参考にしていただけると嬉しいです。



ちなみに私はこの参考書を使って勉強してました。

漫画形式で読みやすく、分かりやすい内容になっているため、無理なく学習を進められると思います。
過去問を解きまくり、不明点があれば参考書で知識を補う、このサイクルで試験対策するのが私のオススメです!

様々な画像処理系技術の概要

テクスチャマッピング

3次元CGで作られたオブジェクトの表面に、2次元画像(テクスチャ)を貼り付けることで質感を向上させる技術です。

これにより、オブジェクトの表面を塗りつぶすだけでは表現できないような質感を表すことができます。

私はヒソカの念能力で覚えてます。

ブレンディング

画像同士の色を混ぜ合わせる技術のことです。

基本情報技術者試験の過去問には、半透明にさせる技術と書かれていましたが、 色々調べてみると正確な表現ではないように感じました。

ここからは補足情報ですが、アルファブレンディングと呼ばれる技術もあります。

画像を重ね合わせることに加えて、アルファ値と呼ばれる透過度の情報を設定 することで、半透明な画像を作る技術です。(これのことか・・・??)

レイトレーシング

コンピュータ上の物体に対し、陰影や光の反射を表現する際に使われる技術です。

ある点において観察される光を逆に追跡し、物体表面に光学的な演算処理を 施すことで、あたかも画面の外から光が入り込んでいるように表現します。

レイ(光線)をトレーシング(追跡)するということですね。

この技術のおかげで、水面に反射して移る物体や、光による影の揺らぎなどを 表現できます。

シェーディング

コンピュータ上の物体表面に対し、陰影をつけることで立体感を出す 技術です。

光源の位置、物体の色や形状、物体周辺の環境など、様々な要素を考慮し、 色の濃淡を調整することで物体の立体感を出します。

シェード(影)を付ける技術ですね。

レンダリング

3次元CGで作成した物体のデータを元に、プログラム上で演算をかけ、 ディスプレイに表示できるようにする処理のことです。

最終段階として、作成したものを映像化したり、画像化したりする処理 ということですね。

レイトレーシングやシェーディング、テクスチャマッピングなども レンダリングの一種だそうです。

ちなみに英語では、「表現」や「解釈」といった意味を持ちます。

モーフィング

コンピュータ上で、ある物体から別の物体へ変化する様子を表す際、 2つの物体の中間の様子をコンピュータ演算によって補うことで、 物体が自然に変化しているように表す映像処理手法のことです。

モーフィングという言葉と、外見の変化と紐づけられるかが鍵ですね。
(Among Usの役職・・・)

アンチエイリアシング

物体の輪郭部分に背景の画素値との平均化処理を施し、輪郭を滑らかに表現する技術です。

コンピュータ上で文字や図形を描画した際、ピクセルの限界により輪郭は少なからずギザギザしてしまいます。

とりわけ解像度が低くなると、ギザギザが目立ち滑らかな文字や図形とはなりません。

このギザギザがエイリアシング(ジャギー)と呼ばれ、それを目立たなくさせる技術のため、アンチエイリアシングと呼ばれます。

クリッピング

画像や画面のうち、表示領域以外のデータは消去し、処理にかかる 計算量を減らす画像処理方法のことです。

表示させたい部分だけクリッピング(切り抜き・切り取り)して、 不必要な部分は消してしまおう、ということですね。

最後に

基本的には、英単語の意味合いそのままな技術が多いですね。

丸暗記しようとすると難しいかもしれませんが、英語の意味をイメージし、紐づけて覚えましょう。

目指せ、試験合格!

以前まとめた記事もぜひ読んでもらえると嬉しいです。

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