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統計学入門⑥ 度数分布表

前回の記事では箱ひげ図を例にしてデータの散らばりについて書きました。

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今回は、 度数分布表 を学んでいきましょう。
度数分布表とはデータをあるグループごとに分けて整理した表のことを言います。
グループのことを 階級 といい、その階級に含まれるデータの個数を 度数 と言います。 ここでは「とある高校生50人の定期テスト(物理)の点数」をまとめた度数分布表で重要なポイントを紹介します。ただし、100点の人はいないものとします。

度数分布表


階級
上の度数分布表でいえば、「0以上10未満」「10以上20未満」・・・「90以上100未満」のことを指します。

度数
上の度数分布表でいえば、度数の列の 2、3、5、・・・、1 のことを指します。

階級値
階級の代表値を指します。多くの場合は、階級の真ん中の値にすることが多いです。

相対度数
各階級の度数を全データの個数で割ったものを指します。言い換えれば、その階級に含まれるデータの個数が全体のどのくらいかを表しています。相対度数に100を掛ければ%表示になります。



Exercise1-5 

 上の度数分布表において、(ア)と(イ)を埋めてみましょう。



ここまでのまとめ 度数分布表・・・データをあるグループごとに分けて整理した表
階級・・・上記グループのこと
度数・・・階級に含まれるデータの個数
階級値・・・多くの場合は、階級の真ん中の値
相対度数・・・各階級の度数を全データの個数で割ったもの


ちなみにですが、私はこちらの参考書で勉強しています。


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